番外-2
近々に再開します 疾患との関連を強化していきたい。 PDF スタイル サイトの設定 横書き 縦書き 縦2段 文字 特小 小 中 大 特大 周囲余白 なし 小 大
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紆余曲折を経たスクリーニングの結果、陽性クローンが取れてきた。 しかし数がすくない!! 以前の経験から考えると格段に数が少ないわけです。かなりやばい感じがしました。しかも1:1のアッセイではそうまあまあの強さのものもある…
GLSの研究室ですることは決めていたので早々にplasmidの回収などの仕事を始めた。 研究室は京都の麻酔科の研究室と比較しても見劣りするような設備でかなり心配したのだが,ぼくが計画したものは分子生物学の基本的な研究だっ…
10年前のこの時期に家族4人で渡米しました。 渡米中の一番大きな学問的なtopicsはFIH-1のcloningだと思っています。 同じHIFalpha-hydroxylaseでも何かと陽の当たるprolyl hydro…
力尽きました。 学会まででは更新ここまでです。 後10回くらいは更新してその段階で、誤植とかリンクとか整備してその段階での決定版をつくれるといいのですが… PDF スタイル サイトの設定 横書き 縦書き 縦2…
12.周術期使用薬剤のHIF-1活性化への影響 学会も近づいてきたので手術室やICUで使う薬剤がHIF-1の活性または活性化にどんな影響を及ぼすかについて考えてみます。 ーこのような検討の意味ついて 手術室、集中治療室は…
#11 低酸素応答のクロストークについて考えてみる 前回、さまざまな低酸素応答の存在を紹介した。 低酸素応答の制御は主にイオンチャネルの活性で説明のできる頸動脈小体、肺動脈によるものであっても、感知器、実行器の素子の発現…
#10 低酸素センシング機構-さまざまな意匠 #4-様々な低酸素応答 で解説したとおりに生体の低酸素応答は、遺伝子応答の有無、迅速性、また応答を惹起する酸素分圧により様々に分類できる。 低酸素を感知するメカニズムとして、…
#9 hypoxia-inducible factor 1,低酸素誘導性因子1 wikipediaに解説が掲載されている。 英語版(参照)、日本語版(参照)ともに記述は古典的な知見とその解釈を知るためには有用かも知れない…
#8-HIF-1の活性化と低酸素センシング機構-歴史編 hypoxia-inducible factor 1(HIF-1)は、erythropoietinの発現調節に関わる転写因子として単離された。 cDNA単離に続き、…
#7 酸素の流れ HIF-1について考える前に生体内の酸素の流れを考えてみます。 培養細胞を用いた研究がどれくらい生体での低酸素応答と対応しているかを考える基礎となると思います。 培養細胞を用いた”低酸素”では、従来、2…
#6-hypoxia-inducible factor 1またはhighly involved factor 米国ボルチモア市のJohns Hopkins 大学の小児科医Gregg L. Semenza博士は、1980年…
#5-低酸素誘発性の遺伝子発現変化と転写因子 遺伝子発現、蛋白質新生をともなう低酸素応答は時間や日の単位で表現型が明らかになってくる。このような低酸素応答においては細胞内の遺伝子発現の制御を司る転写因子の役割が大きい。 …
4-様々な低酸素応答 生体にはさまざまな低酸素応答が存在する。 頚動脈小体-舌咽神経、大動脈体-迷走神経を介して動脈血酸素分圧の低下のシグナルが呼吸中枢に送られるものが教科書的には知られている。動脈血酸素分圧が60 mm…
3. 低酸素とは すべての議論の前に低酸素という語の意味する範囲を限定しておくことにします。 1) はじめに 低酸素(hypoxia)とは、全身または特定の組織・臓器へ十分な酸素供給がなされていない状態であり酸素代謝(o…