#13-02 陽性クローンが取れた!!
紆余曲折を経たスクリーニングの結果、陽性クローンが取れてきた。 しかし数がすくない!! 以前の経験から考えると格段に数が少ないわけです。かなりやばい感じがしました。しかも1:1のアッセイではそうまあまあの強さのものもある…
紆余曲折を経たスクリーニングの結果、陽性クローンが取れてきた。 しかし数がすくない!! 以前の経験から考えると格段に数が少ないわけです。かなりやばい感じがしました。しかも1:1のアッセイではそうまあまあの強さのものもある…
12.周術期使用薬剤のHIF-1活性化への影響 学会も近づいてきたので手術室やICUで使う薬剤がHIF-1の活性または活性化にどんな影響を及ぼすかについて考えてみます。 ーこのような検討の意味ついて 手術室、集中治療室は…
#11 低酸素応答のクロストークについて考えてみる 前回、さまざまな低酸素応答の存在を紹介した。 低酸素応答の制御は主にイオンチャネルの活性で説明のできる頸動脈小体、肺動脈によるものであっても、感知器、実行器の素子の発現…
#9 hypoxia-inducible factor 1,低酸素誘導性因子1 wikipediaに解説が掲載されている。 英語版(参照)、日本語版(参照)ともに記述は古典的な知見とその解釈を知るためには有用かも知れない…
#8-HIF-1の活性化と低酸素センシング機構-歴史編 hypoxia-inducible factor 1(HIF-1)は、erythropoietinの発現調節に関わる転写因子として単離された。 cDNA単離に続き、…
#7 酸素の流れ HIF-1について考える前に生体内の酸素の流れを考えてみます。 培養細胞を用いた研究がどれくらい生体での低酸素応答と対応しているかを考える基礎となると思います。 培養細胞を用いた”低酸素”では、従来、2…
#6-hypoxia-inducible factor 1またはhighly involved factor 米国ボルチモア市のJohns Hopkins 大学の小児科医Gregg L. Semenza博士は、1980年…
#5-低酸素誘発性の遺伝子発現変化と転写因子 遺伝子発現、蛋白質新生をともなう低酸素応答は時間や日の単位で表現型が明らかになってくる。このような低酸素応答においては細胞内の遺伝子発現の制御を司る転写因子の役割が大きい。 …